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【盤外編】ねこまど酒場放浪記

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社団戦のひとつの楽しみとして、対局後の一杯があることは否定できません。 ここに、ねこまど戦士たちのこれまでの宴の場所の記録を残しておきます。     話食ダイニング ひといき(人粋) 浅草駅というよりは、隣の本所吾妻橋駅側にある「ひといき」さん。 20名弱で入れば貸し切り状態の店内規模。 料理のボリュームに対して、コースの料理の品数は多いと思います。 ソフトドリンクに炭酸系がないので、ノンアルコール派の人には物足りないかも? アットホームな感じの良いお店でした。 話食ダイニング ひといき(人粋) ৷ https://tabelog.com/tokyo/A1312/A131203/13201872/ ৷ 住所:東京都墨田区東駒形2-20-9 國井ビル 1F ৷ 営業時間: ৷ ランチ :11:30~14:30【月~土】 ৷ ディナー:17:00~23:00(L.O.22:30) ৷ 定休日:月曜日 ハンバーグの店 モンブラン 浅草店   洋食屋の「モンブラン浅草店」さん。 食べ放題・飲み放題のコースがあり、お腹いっぱい食べられます。 居酒屋ではなく洋食屋さんですね。   日曜日の食べ放題、飲み放題のコースは、16時~17時入店しないといけないらしいのです。 様々な味付けのハンバーグが食べ放題で飽きませんし、デザートもあります。 ハンバーグの店 モンブラン 浅草店 ৷ https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13009804/ ৷ 住所:東京都台東区浅草1-8-6 ファミール浅草ビル1F ৷ 営業時間:11:00~22:30(L.O.22:00) ৷ 定休日:水曜日(但し、水曜日が祝日の場合木曜日が定休日) ぬちすぐい   沖縄料理の「ぬちすぐい」さん。 飲み放題の安いコースでも泡盛が3種類も用意されています。 ただ、こちらもソフトドリンクに炭酸系がなかったです。   こちらで特徴的だったのは、大皿から料理を取分けるということがなく、すべての料理が一人一皿ずつで用意され、なんだか贅沢な気分でした。 ぬちす...

社団戦4年目(3日目)自戦記 伊藤潤

勝【第1局】ペンクラブ 梶谷さん 中飛車VS中飛車 いまだ勝ったことの無い知り合いと当たり、負けて当然と気楽に対局開始。 私が中飛車を明示すると梶谷さんはあまり経験の無い(対局後知る)中飛車に。 (結果的には、それが功を奏したのかも知れません) 相中飛車、相美濃囲いとなり、私から▲9五歩と端歩を突き、仕掛けました。 △同歩▲同香△同香▲同角。無理気味な攻めなので、 私としては、△同香ではなく△9三歩と受けられると嫌な場面でした。 相手の守りの香と自分の攻めの香の交換となり、少し指し易くなりました。 ただ微差、勝負は全然分かりません。 梶谷さんが銀冠を目指して銀を上がった瞬間に攻めたタイミングが良かった みたいで 局面がかなり良くなりました。 感想戦、梶谷さんには清々しい対応をして頂き、嬉しかったです(@^▽^@) 次にペンクラブの聖地、神保町魚百で対局時は、端攻めは無理でしょうね(笑) 負【第2局】フェアリー お名前? 中飛車VS?(記憶なし) 対局は終盤までかなり私が良かったと思いますが、受け間違えて負けに。 私の玉が詰みのある局面、相手チームの方の助言とも取れる発言に対して 私が指摘。 係の方々に来て頂き、30分程度の話し合いになりました。 結局、その発言は『世間話だった』という整理をして、解決に至りました。 遊びにも関わらず揉めてしまった事に対して悲しい気持ちになりました(>_<) 助言の定義について、私が調べた限り社団戦細則には載っていませんでした。 ←認識が間違っていたらゴメンナサイm(_ _)m (1)相手チームの人に助言されても負けになるのか?  (対局者以外の発言は助言を受けた方が負け、と場内アナウンスあり) (2)『詰みだ』は助言か? (3)『頑張れ!』や『大丈夫!』は助言か?  (勇気を貰えて指し手が変わることもありますよね) 今回裁定して頂いた係の方々は 『◯◯に金を打て』など、具体的なことを 言わなければ助言ではない、との見解でした。 私には信じ難い見解です。 そして色々と疑問も尽きませんので、 大会運営の際には 「助言」の定義を 明文化して頂きたい、というのが 私の願いです。 私としては他人の対局は【とにかく黙って見る】 これを絶対に守る重要性 を 再確...

社団戦三日目 対局後記 - タナカ

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社団戦も、もう三日目。 この日は主将をはじめ、多くのメンバーの予定が合わず、数も力も不足しており、厳しい戦いが予想できていましたが、ひどかった・・・ 個人4連敗。チームも4連敗。 ここまで何とか指し分けペースで踏みとどまっていましたが、弱さが露わになってしまいました。 そんな日でも、個人的には午前中のペンクラブさんとの対局で稀有な出来事がありました。 対局相手が高校時代の先生でした。 東京はおろか、関東圏の出身でもないので、本当にすごい偶然でした。 たまたま先生が東京に出てこられていて、たまたま自チームの主将が休みなので自分が主将の定位置の1将を代理していたという、いろいろな偶然が重なりました。 対局中はまるで気づかず、感想戦中に「あれ?」と思い、名前を確認してから「間違いなさそうかな?」となり、切り出してみて「ああ、やっぱり」となりました。 将棋で勝って恩返しとはいかなかったのが残念です。 図は、棋譜を思い出せたところまでの局面。 (昼休みに思い出そうとしたけど、全部は思い出せなかった) この後、粘れず、受け損なって、あっさり終わってしまいました。 感想戦ではもっとまぎれそうな手もありましたが、やはり後手が難しそう。 記録と記念に、思い出せたところまでの棋譜を以下に。 ---------------------------------------- 棋戦:社団戦3日目 第1局 先手:相手 後手:自分 ▲2六歩  △3四歩 ▲2五歩  △3三角 ▲5六歩  △2二飛 ▲7八銀  △4二銀 ▲7九角  △6二玉 ▲5七角  △7二玉 ▲6八玉  △8二玉 ▲7九玉  △7二銀 ▲8八玉  △9四歩 ▲9六歩  △4四歩 ▲5八金右  △4三銀 ▲4八銀  △4五歩 ▲3六歩  △4四銀 ▲6六歩  △5二金左  ▲6七金  △5四歩 ▲3七桂  △5五歩 ▲同 歩  △同 銀 ▲4五桂  △4二角 ▲5四歩  △6四銀 ▲5九銀  △3三桂 ▲5三桂成  △同 銀 ▲同歩成  △同 角 ▲2四歩  △同 歩 ▲同 飛  △同 飛 ▲同 角  △4五桂 ▲4一飛  △5八歩 ▲6八銀  △5七桂打 ▲同 銀  △...

社団戦2日目 自戦記「ナナメ棒銀不発」 内山あや

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 社団戦2日目第2局、対鰻(ひれ)さんとの対局について書きます。  1局目は千日手になり、2局目は後手番になりました。仕掛けのところで失敗して少し悪くなったと思っていたので、千日手はありがたいと思いました。ただ、時間が私の方が少ないのが気になりました。  序盤は、先後が入れ替わっているだけでほとんど1局目と同じように進みました。 ▲7六歩 △8四歩 ▲6八飛 △6二銀 ▲7八銀 △4二玉 ▲7七角 △3二玉 ▲1六歩 △1四歩 ▲6六歩 △3四歩 ▲4八玉 △8五歩 ▲3八玉 △5二金右 ▲2八玉 △5四歩 ▲3八銀 △4二銀 ▲6七銀 △5三銀左 ▲5六歩 △7四歩 ▲9八香 △6四銀 ▲7八飛 △7五歩 ▲6八金 〈 29 手目 ▲6八金まで〉  1局目と同様に、相手の金が6八に上がっています。少し珍しい形だと思いました。 △7六歩 ▲同銀 △7二飛 ▲6五歩 △7七角成 ▲同飛 〈 35 手目 ▲7七同飛まで〉  相手の金が5八なら、角を交換した後に8八に打ち込めますが、6八にいるので、△8八角▲6四歩△7七角成▲同金とされ、7六の銀が取れないのでうまくいきません。二度4六に角を打たれて、こちらは角を合わせるしかありません。 △5三銀引 ▲4六角 △8二角 ▲同角成 △同飛 ▲4六角 △7三角 ▲5七角 〈 43 手目 ▲5七角まで〉  でも、打った角を5七に引かれてこちらの角は死にそうです。この辺りで少し悪いかなと思いました。三度目の角交換から▲5五角と出られてこちらは△4四角と打つしかありません。 △5五歩 ▲7四歩 △8四角 ▲同角 △同飛 ▲6六角 △7四飛 ▲5五角 △4四角 〈 52 手目 △4四角まで〉  でも、これでは本譜の手順で飛車を押さえ込まれて悪いでしょう。 ▲7五銀 △7二飛 ▲4四角 △同歩 ▲6一角 △7一飛 ▲8三角成 △9九角 ▲7二歩 △5一飛 ▲7八飛 △8六歩 ▲6四歩 〈 65 手目 ▲6四歩まで〉  ▲6四歩に△同歩と取っていればまだ大丈夫だったかもしれませんが、対局中は完全に▲6五馬を見落としていました。中盤で悪くなった後は、チャンスがなかったと思います。 △8七歩成 ▲6五馬 △4三金 ▲8七馬...

平成29年8月27日 第28回社団戦対局後記

ねこまどチームのみなさま すくらっぷ奧田です。社団戦第3日目お疲れ様でした。 連盟の道場に6月中旬から通いはじめ、手筋本や定跡を勉強と 毎日何かしら将棋には触れるようにしておりましたが、 なかなか勝率が上がらず、気持ちがマイナス思考になることが 多いまま、当日を迎えることになりました。 石田流三間飛車の捌きに自信がなくなり、中飛車のほうがまだ良さそうな感じでしたので、 基本、中飛車で行こうと思っていました。 第1局  vs 鰻チーム 後手 負け  先手が居飛車。超速3七銀に対して、こちら銀上がりが間に合ってないのに、飛車の前に銀を出し、 せっかく位をとった5五歩を取られる。そして、こちらの銀を相手にぶつけ、ここで先手が少し長考するも、同銀。 角交換して5五角の飛車銀両取りをかけたが、先手はこちらの飛車の前に5七銀打ち! 玉にも当たっているので同飛車、同銀、同玉と進み、先手5四飛打。ここからはなすすべなく 60 手で投了となりました。 第2局  vs 棋心 Jr  後手 負け  先手が中飛車。そこで、相中飛車にする勇気がなく、三間飛車にする。角を最初7七角としたが、 迷って石田流本組に組み替えなぞしていたのが敗因かと思います。 第3局  vs ShogiOtome  先手 勝ち  先手なので、中飛車に。後手は四間飛車。飛車先歩交換の後、5九に飛車を下がり、飛車の前になぜか銀と金をあがる という苦しい陣形にしてしまったが、6六角〜7七桂〜9七香〜9九飛として端攻めを目指す。9五歩、同歩で9三歩打 としたが取ってもらえず停滞。後手8八角打から馬を作られたが耐えて、先手の攻めでもらった桂馬を8五桂打〜7三香打とし、 先手が同桂としてくれましたので、9筋を飛車のみにできていたこともあり、9三飛成が実現! ここから寄せになりました。 王手は追う手を連発し、4二玉まで逃げられましたが、持ち駒を銀、金2とでき、4四銀打の詰めろとして勝てました。 第1局の不甲斐ない棋譜を上げます。 次回第4日目は不参加の予定ですが、最終戦は出ますので、腕をみがきたいと思います。 今後ともよろしくお願いいたします。 2017.8.27 社団戦3日目 第9戦 ねこまどタマ5枠 先手:鰻チ...

社団戦二日目 対局後記 - タナカ

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第28回社団戦二日目。 朝から一日目に続き、ぐずぐずしそうな空模様。 7月から8月は将棋のイベントが盛りだくさんで、7月30日のこの日も、渋谷の東急百貨店では将棋まつりの一環として白瀧あゆみ杯が開催されていた様子。 同じ都内で、将棋イベントが被ってほしくないものですね。 将棋まつりは、後日、ニコ生のタイムシフトで視聴しました。 この日は朝から戸辺誠七段がいらっしゃり、対局開始前に訓示をいただきました。 午後には森内俊之九段も来訪され、同じく訓示をいただきました。 (対局が中断されるという珍しいひとこまでした) 自分は、4戦中1戦目、3戦目、4戦目の3局を対局。 去年までは1日2局が平常でしたが、2チームになったことで1人あたりの対局数が増え、ちょっと大変です。 対局は3局とも "振り飛車" 対 "居飛車" の対抗型。 今年はここまで、居飛車の人が多い感じがしています。 1戦目、3戦目は、ジリジリと指す手がなくなっていき、良いところなく負け、2連敗。 しかしながら4戦目は、桂馬3枚を投入した玉頭戦を制して勝利することができました。 今季通算3勝目。 すでに去年の勝ち星を超えることができました。 チームは2勝2敗で通算4勝4敗。 なんとか指し分けペースです。 振り返りは午前の1戦目の対局から。 唯一、対局後に棋譜を起こせた対局です。 ここで弱気に△3三銀と下がってしまったのが悪かったようです。 △5五銀から指せた模様。 うーん・・・・ 次の社団戦三日目までの間には夏季休暇が挟まるので、しっかり研究しようと思います。 ちなみに話はがらりと変わりますが、この1戦目の後の昼食では、『らーめん弁慶』さんでチャーシュー麺をいただきました。 (背油チャッチャッ系) 巷で話題になっている将棋めし気取りでいただきました。 浅草は気になるお店がいっぱいあるのに、昼休みが短いんですね。 もうちょっと、長くしてもらえないものだろうか。 冴えんなあ。 愚痴ばかりになってしまった。 (文 タナカ)

自戦記 社団戦2日目 - 踏み込むべきか

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今回は自戦記を書く。 いつもはチーム全体の雰囲気を伝える記録としてブログを書くのだけれど、この日は2戦目から参戦することもあり対局会場に来たのは朝11時ぐらいだったからで、それは前日、シンガポール出張からの帰宅で夜11時となり、さすがに疲れていたからである。いつもよりは少し寝て、自分の対局に備えた。 それでも、実戦不足は否めなく2連敗で迎えた本日の最終局。対MARUZEN戦で二将としての対局である。 今シーズンは全て振り飛車で指すと決めている。 居飛車党の私が振り飛車を指すことにしたのは、将棋の幅を広げたいという思いと、昨年の室谷由紀女流二段の活躍に刺激を受けたから。あんなに華麗に飛車を捌いて勝てたら気持ちが良いに違いない。オールラウンダー志向の私は、ちょうど良い機会と考えた。年を重ねるにつれ、私は柔軟性を重視している。凝り固まっていては年を取るばかりだ。チャレンジをするんだ。 それでも直ぐに勝てるようになる訳ではなく。苦しい戦いは続いている。だが、いいじゃないか。振り飛車の感覚を掴むことは、観る将としての楽しみも増してくれている。 私の三間飛車、相手の居飛車で対局が進む。 駒組みの後、お互いの飛車角交換の大捌きがあり、結果として私が飛車2枚、相手が角2枚となり、以下の局面となる。(実際には先前逆、細かい箇所間違っているかも) この直前の捌き合いにおいて、相手は飛車を7筋に移動し私の飛車にぶつけてきた。その場面で相当時間を使っている。そして、この局面。ここでも私は相当に時間を使ってしまう。序盤早々にして方針の分かれ道だから時間を使う事には躊躇はしなかった。しかし、結局は最後には時間に追われてしまうわけなのだけれども。 私の読み筋は二つ。 7二飛成とずばっと飛車をきって銀を入手し、6一飛車と打ち込む。相手の応手は7一歩。 もう一つは無難に7七桂と逃げておき、相手の6四歩に6五歩と合わせていくか。 私は受け将棋で攻めを繋ぐ技術に自信が無い。じわじわ指すと勝率が良い。集中力を切らさず長手数の将棋を指すのも苦にしない方だ。 だが、この日はやはり若干疲れていた。私は自信が無いながらも、斬りこむ手順を選ぶ。 6一飛の後の相手の応手は4一飛だった。 読みにない手で、私はまたしても時間を使わざるを得...