社団戦4年目(3日目)自戦記 伊藤潤


勝【第1局】ペンクラブ 梶谷さん 中飛車VS中飛車

いまだ勝ったことの無い知り合いと当たり、負けて当然と気楽に対局開始。
私が中飛車を明示すると梶谷さんはあまり経験の無い(対局後知る)中飛車に。
(結果的には、それが功を奏したのかも知れません)
相中飛車、相美濃囲いとなり、私から▲9五歩と端歩を突き、仕掛けました。
△同歩▲同香△同香▲同角。無理気味な攻めなので、
私としては、△同香ではなく△9三歩と受けられると嫌な場面でした。
相手の守りの香と自分の攻めの香の交換となり、少し指し易くなりました。
ただ微差、勝負は全然分かりません。
梶谷さんが銀冠を目指して銀を上がった瞬間に攻めたタイミングが良かった
みたいで局面がかなり良くなりました。
感想戦、梶谷さんには清々しい対応をして頂き、嬉しかったです(@^▽^@)
次にペンクラブの聖地、神保町魚百で対局時は、端攻めは無理でしょうね(笑)


負【第2局】フェアリー お名前? 中飛車VS?(記憶なし)

対局は終盤までかなり私が良かったと思いますが、受け間違えて負けに。
私の玉が詰みのある局面、相手チームの方の助言とも取れる発言に対して
私が指摘。係の方々に来て頂き、30分程度の話し合いになりました。
結局、その発言は『世間話だった』という整理をして、解決に至りました。
遊びにも関わらず揉めてしまった事に対して悲しい気持ちになりました(>_<)
助言の定義について、私が調べた限り社団戦細則には載っていませんでした。
←認識が間違っていたらゴメンナサイm(_ _)m

(1)相手チームの人に助言されても負けになるのか?
 (対局者以外の発言は助言を受けた方が負け、と場内アナウンスあり)
(2)『詰みだ』は助言か?
(3)『頑張れ!』や『大丈夫!』は助言か?
 (勇気を貰えて指し手が変わることもありますよね)

今回裁定して頂いた係の方々は『◯◯に金を打て』など、具体的なことを
言わなければ助言ではない、との見解でした。私には信じ難い見解です。
そして色々と疑問も尽きませんので、大会運営の際には「助言」の定義を
明文化して頂きたい、というのが私の願いです。
私としては他人の対局は【とにかく黙って見る】これを絶対に守る重要性
再確認出来た対局になりました。

対戦相手のフェアリーの皆様には、これに懲りず、同じ将棋ファンとして
今後ともお付き合い頂ければ嬉しく思いますm(_ _)m
また、当日揉めた時に最前線で冷静に仕切って頂いたチームの白井晶子さん、
後で私が落ち込んでいる時に温かい言葉を頂いたペンクラブの荒幡光廣さん、
とても感謝していますm(_ _)m


負【第3局】丸紅OKI2 高橋さん 中飛車VS居飛車

言い訳になりますが前局で力を使い果たしてしまい、勝負処で攻防手が
見えていたにも関わらず、魔が差して別の手を指し、負けました。
相手の高橋さんには麹町サロンでお世話になったことがあります。
対局中や感想戦にて失礼な対応があった気がして気に掛かります。
次にお会いした時にはしっかりと対面したいと思っています(^^)


結局、今回は3戦して1勝2敗、トータル5勝5敗となりました。
今年の目標である個人5割に向けて正念場です。
次回の個人戦は団体戦より少し勝ちやすいので、2勝はしたいなぁ。
頑張りますヽ(^o^)丿

そして大事なチームの成績、
ねこまど:4勝8敗(個人32勝52敗)
ねこまど タマ:1勝7敗(個人18勝66敗)
個人成績の割にチームの負け数が多いのは、接戦を落としているから。
ただ、これが今の実力として、残りの対局を一歩一歩進んでいきたい。

そして、何より大事なのはチームの魅力や価値を高めることだと思います☆
今年からチームを2つに増やせるだけの有志が集まってきていること、
海外の学生さんや大会初参加の初心者にも参加して頂いていること、
主将やチームメンバーが大会で少しづつ活躍し始めていること、
これらはチームが良い方向に進んでいることの証、嬉しい話です(@^▽^@)

これからも北尾先生にご指導頂きながら、みんなで楽しみながら一緒に
強くなっていきたいです!

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