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NEKOMADO 2020 ~社団戦2日目~

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2019年7月28日(日) 台風6号が週末に関東に直撃する予報が伝えられ社団戦の開催が危ぶまれたものの、前もっての遅延開催もあって、第2回も無事開催された。第1試合の開始は11時45分。対局時間は20分30秒と短縮された。 (会場の台東館) 台風一過の浅草はいつにも増して湿気が多いし熱い。 世間はちょうど1年後に開幕する東京オリンピックが話題になっている。きっと、来年の今頃は多くの外国人観光客が東京の街を歩いているだろう。浅草も大きな賑わいとなりそうだ。 あっという間に1か月が経過した。 果たして、この1か月の鬼の特訓の成果は出るだろうか?いや、そんな特訓なぞやってない・・ 一時的に復帰したメンバー、新規参加メンバーを迎えたおかげで、何人かの欠席メンバーを補うことができた。やはり欠員だけは避けたい。 いつもより遅いスタートでリズム良く指せるかどうか分からないが、条件は全てのチームで同じだし、与えられた環境で頑張るのみである。 厳しい戦いは続く。 7部のねこまどタマはチーム1勝。 6部のねこまどはチーム全敗。初日からチーム勝利ができずにズルズルの8連敗である。 厳しい。実に厳しい。 その中でも社団戦初勝利のメンバーも出たりと明るいニュースもあった。 とはいえ、今期は全体的に振るわない。エンジョイしきれていない雰囲気もある。 何かが足りていないのだろう。今季が終わるまでに、その何かはみつかるだろうか。 それはそれとして、大反省会に向かう。 その足は何故か軽い。 そして仕事の関係で出場しなかったメンバーまで何故か混ざっている。 そんな感じでいつもの飲み会である。 大会2日目にして、6部ねこまどチームは既に降格ゾーンにいる。ここから7連勝は現実的ではないだろう。だから我々は未来に目を向ける。2020年こそ勝負の年だ。 NEKMADO 2020 - そこには輝かしい光が溢れることだろう。 前を向いて、再び立ち上がろう。 (文 @totheworld)

感想戦を楽しむ ~2019年社団戦 1日目~

いよいよ社団戦の季節がやってきました。 今年の目標は、「感想戦を楽しむ」としました。 終わりよければすべてよし。 感想戦を楽しめれば、勝っても負けても将棋を楽しめると思ったからです。 1局目 神奈川県教員チームさん お互い30秒将棋になるほどの熱戦でした。 中盤の手の広い局面が勝負所だったようで、お互い気づいていなかった変化がいろいろあり、大変盛り上がった感想戦でした。 2局目 丸紅 OKI 2チームさん 中盤の入り口で私に勘違いがあり、将棋を台無しにしてしまいました。 感想戦で教えていただいたのですが、申し訳ない気持ちが残っていました。 ところが、打ち上げの2次会で、偶然隣の席に丸紅 OKI チームの方々がいらっしゃり、将棋の話で盛り上がりました。 最後に対局していただいた方から握手を求められて、 「最後まで一生懸命指した気持ちが伝わったのかなぁ」 と少し嬉しくなりました。 ねこまどチームの感想戦(打ち上げ) 対局中に、「 REIWA 将棋教室の~」のアナウンスに、「加藤桃子女流三段、来てるの!?」と思考停止になったり、 3手詰めに気づかず負けても、「ここまで私頑張ったよねっ!!」と言って、周りのおじさまに「よく頑張った!」と言ってもらえたり、 チームメンバーが「銀は千鳥に使え」と書いた T シャツを着ていたにもかかわらず、銀をまっすぐ引いて負けたりと、 これこそ、「将棋を趣味で楽しむ」ねこまどチームだなぁと思いました。 おまけ 嬉しいことがありました。 私は地元の小学校で将棋クラブの運営を10年くらいしています。 その将棋クラブに参加していた生徒が今年社団戦に参戦していたのです! 彼は大学生になり将棋部に入部し、そして(私よりはるか上の)3部で戦っていました。 わたしの対局も見に来てくれて、終局後いろいろアドバイスをしてくれました。 弟子が四段になった時の師匠のような気分でした(大げさですね 笑) (さとう)

「社団戦開幕!」

「社団戦開幕!」 内山 優子  今年も社団戦の季節がやってきました。初日の感想を徒然なるままに書いてみます。 【第0局】  余裕を持って支度をしていたはずが、結果はいつもの通り…。駅から会場までの道で、礒谷真帆ちゃん( LPSA 所属 女流初段)と会いました。「電車に乗り遅れちゃって…(汗)!」と彼女も同じく遅刻組でした^^ 【第1局】  対川崎組。5~7枠は両チームとも女性3人。  終盤、こちらが優勢なものの相手も必死に抵抗し一筋縄では行かない状況に…。しかし、社団戦開幕直前に行われた交流戦( vs 金沢文庫将棋サロン )での一局で得た教訓を思い出し「ここは冷静に」と一旦龍を引き上げました。切れ味0ながら、何とか勝ちました。やっぱり練習って大事ですね。  個人的には、3人並んだ女性陣が揃って勝ったのが嬉しかったです!美奈さん、社団戦初勝利おめでとう!! 【第3局】  対 将棋の森 森。抜け番で、さくらさんの棋譜を取りました。彼女は優しいだんな様の強い ( ! ) すすめで、昨年からタマに加入してくれました。負けはしたもののしっかりと一局を指せていて、正直驚きました。これからも細く長く、一緒に頑張っていきましょうね! 【第4局】  対 大野教室 。中盤で“欲張りな手”を指してしまい、思惑が外れ崩壊…。将棋というものは自分自身の弱い所、嫌な所を目の前に突きつけられますね。人生修養になります。。。  同年代と思われるお相手の女性は、将棋を始めてまだ2年 ( ! ) とのこと。「もう伸び悩んでいて…なかなか先に行けないんです~」と嘆いていましたが、時間を使ってしっかり考えていて、まだまだ伸びる余地はあると感じました。  “だいぶ大人”になってから将棋を始めた身にとっては、なかなか過酷な頭の体操ですが、肉離れなど起こさないようにゆっくりのんびり続けていきたいと思います。

5年目の開幕戦(ねこまど社団戦チーム)

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    あのとき、ねこまど級位者大会の門を叩いていなければ、そしてその流れで、ねこまど社団戦チーム結成に参加していなければ、・・・と、ふと思った。対局は、30分の持ち時間を目一杯使って、2局とも、ギリギリの終盤戦に。1年前より、自信をもって将棋を指すことが出来たのは、チームのライバルと楽しく切磋琢磨し続けてきたからだろう。     その環境を提供してくれる、ねこまど教室のお蔭であることは、感謝しても感謝しきれない。      自分の1勝も勿論嬉しくないわけはないが、仲間の1勝が、本当に嬉しい。努力は裏切らない。24をコツコツ頑張る、子供たちと詰め将棋マラソンを毎日頑張る、娘の成長を横目に亀の歩みを続ける、果敢に攻めの手を捜し続ける、隣の世界から秀逸な才能を惜しみ無く捧げ続ける、そんな仲間たちと過ごす時間が、楽しくないわけがない。      1ケ月後、また、皆で笑い合えるように、今日も明日も明後日も、26の歩を突く。        ねこまどタマ軍師  タカQ

令和の一歩

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2019.6.30 東京の空は雲で覆われ小雨模様の浅草の朝。 この1年で元号は平成から令和へと変わり、それに伴い世の中も変わったような変わっていないような。 そんな中で迎えた第30回社団戦は、ねこまどチームは2チーム編成で挑む。 「ねこまど」は6部、「ねこまどタマ」は7部と階級が違うクラスでの戦いだ。 第29回を終え、第30回を迎えるまでの間、基本的には各自で棋力向上に努めたはずである。コツコツやっていれば去年よりは強くなっているはずである。あくまでも努力していればだけれども。 初日なので集まったメンバーで写真を撮影。 全員集合写真なのでメンバーが写真を撮るのではなく、メンバー外の人にお願いする。もっと厳密に言うと、世界に将棋を広める会の棋多労さんに撮影をお願いする。 で、こんな写真になった(笑)。 なんか、間抜けなスタートになってしまった感じもするが、たかが写真一枚である。 チームにかつての悲壮感は無くリラックスしている。 級位者の新メンバー結果を求めるには酷だし、6部・7部でも高段者と当たることもある。気負ってもしょうがないのだ。実際に7部で四段と当たったメンバーもいた。事故だと思ってあきらめるしかない。一方で上位者相手に勝ったメンバーもいた。将棋は最後まで何が起こるか分からない。チームメンバーの経験を自身の経験にするがごとく、互いの対局を語り合った。 社団戦はこの数年、チーム数が増えている。 昨年1リーグだった7部は2リーグとなった。話題の吉本興業チームも出場している。 女性も増えたし、子どもも増えた。とても良いことだと思う。 6部で小学生の女の子にボコボコにやられた T氏はニコニコしていた。年上に勝つのは、子どもにとって良い経験かもしれない。 個人的な意見としては、7部で高段者は遠慮して欲しいと思っている。級位者にとって、手足も出ないほどのレベル感で負けた将棋というのは残酷だ。私たちが初年度の5部で味わったアレだ。同じぐらい、あるいはちょっと上と戦って学んでいくのが良い手筋じゃないかと思ったりしている。 さて、初日のねこまどチームは、6部はチーム全敗、7部は1勝3敗と好スタートとはいかなかった。 初日を終えたメンバーの集合写真。 またしてもタイミングが悪い写真ながら、なん