令和の一歩

2019.6.30 東京の空は雲で覆われ小雨模様の浅草の朝。

この1年で元号は平成から令和へと変わり、それに伴い世の中も変わったような変わっていないような。
そんな中で迎えた第30回社団戦は、ねこまどチームは2チーム編成で挑む。
「ねこまど」は6部、「ねこまどタマ」は7部と階級が違うクラスでの戦いだ。

第29回を終え、第30回を迎えるまでの間、基本的には各自で棋力向上に努めたはずである。コツコツやっていれば去年よりは強くなっているはずである。あくまでも努力していればだけれども。

初日なので集まったメンバーで写真を撮影。
全員集合写真なのでメンバーが写真を撮るのではなく、メンバー外の人にお願いする。もっと厳密に言うと、世界に将棋を広める会の棋多労さんに撮影をお願いする。
で、こんな写真になった(笑)。

なんか、間抜けなスタートになってしまった感じもするが、たかが写真一枚である。

チームにかつての悲壮感は無くリラックスしている。
級位者の新メンバー結果を求めるには酷だし、6部・7部でも高段者と当たることもある。気負ってもしょうがないのだ。実際に7部で四段と当たったメンバーもいた。事故だと思ってあきらめるしかない。一方で上位者相手に勝ったメンバーもいた。将棋は最後まで何が起こるか分からない。チームメンバーの経験を自身の経験にするがごとく、互いの対局を語り合った。

社団戦はこの数年、チーム数が増えている。
昨年1リーグだった7部は2リーグとなった。話題の吉本興業チームも出場している。
女性も増えたし、子どもも増えた。とても良いことだと思う。
6部で小学生の女の子にボコボコにやられた T氏はニコニコしていた。年上に勝つのは、子どもにとって良い経験かもしれない。

個人的な意見としては、7部で高段者は遠慮して欲しいと思っている。級位者にとって、手足も出ないほどのレベル感で負けた将棋というのは残酷だ。私たちが初年度の5部で味わったアレだ。同じぐらい、あるいはちょっと上と戦って学んでいくのが良い手筋じゃないかと思ったりしている。



さて、初日のねこまどチームは、6部はチーム全敗、7部は1勝3敗と好スタートとはいかなかった。

初日を終えたメンバーの集合写真。
またしてもタイミングが悪い写真ながら、なんか素が出ていて面白い。
初日が出た人、連敗した人、悔しい人、反省する人、勝っても浮かれない人、ご機嫌な人、メンバーそれぞれです。


打ち上げの席で、北尾まどか先生から檄が飛ぶ。次も同じなら鉄拳が飛ぶかもしれない。
今回は、ちょっとフワフワした感じでスタートしてしまったようだ。

まだまだ社団戦は始まったばかり。
ねこまど将棋教室の名を汚すことないように、マナー良く、楽しく将棋を楽しみ、ベストを尽くして、できれば勝つというスタイルで頑張っていきたい。

(文 @totheworld)


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