聴く将さとうの社団戦日記 2018.9.23


社団戦4日目 Let's Shogi Together!
今回の社団戦は個人戦でした。
団体戦と異なり、持ち時間30分30秒を4局指さなければいけません。

ねこまどで毎月開催している「ねこまど研」では、
持ち時間30分30秒の将棋を3局指していますが、毎回フラフラになります。

どうしたものかと思っていた時、ニコ生で久保先生が以下のようなことをお話ししていました。
・若い時には、技心体(技術面が一番大事)だと思っていた。
・30代になり、心技体(精神面が一番大事)だと思っていた。
・今は、体心技(体力面が一番大事)だと思っている。

この話を聞いて、さっそく「みんなで筋肉体操」を始めました。
これで個人戦を乗り切れれば良いのですが・・・




1局目 ていねいにしっかり
1局目はまだ寝ぼけているので、ポカをしないように「ていねいにしっかり」指すように心がけました。

1局目は3部のクークルィの方との対局でした。
指導員の資格を持っていて地元で子供たちに長い間将棋を教えているとのことでした。        
(対局する前に聞いてしまった・・・)

将棋はこちらの先手番で対ノーマル中飛車になりました。
ノーマル中飛車を指されたことが少なく、どう対応してよいのかわからなかったので、
ゴキゲン中飛車を指された時のように対応しました。


実戦では9八香と穴熊を目指したのですが、7五歩からの攻めが厳しかったようです。
ここでは、8六角と7筋からの攻めをけん制した方が良かったかもしれません。


昼食 1時間休憩してください
個人戦は団体戦と違い、チームメンバーの対局結果を知らないままランチの時に集まります。
「ノーマル四間飛車に対して急戦を仕掛けようとしたら、角道を開け忘れててできなかった。連珠のやりすぎかなぁ。」
というチームメンバーMさんの話を聞いて大爆笑。おかげでリフレッシュできました。


2局目 きつくても指す!
2局目は食後の睡魔に襲われることが多々あります。
眠くて集中力が落ちそうになって「きつくても」指し続けるように気を付けました。

2局目は2部の日大桜棋の方との対局でした。
棋力は将棋24で2000点近いとのことでした。
(対局の後に聞いてよかった・・・)

将棋はこちらの後手番で相掛かりになりました。



実戦では2三歩としましたが、弱気だったようです。
ここでは、8六歩から攻めあった方が良かったかもしれません。


3局目 自分に甘えない!
3局目はいつも指している「ねこまど研」では最終局ですが、社団戦ではそうではありません。
フラフラになっても、「自分に甘えず」指すことを心掛けました。

3局目は5部の富士通テイーメイツの方との対局でした。

将棋はこちらの後手番で、四間飛車対居飛車の相穴熊になりました。


実戦では、6五歩から4六歩と開戦しましたが、無理筋だったようです。
ここでは、相手からの攻めを待ちつつ自陣を整備した方が良かったかもしれません。


4局目 あと1局しか指せません!
4局目フラフラになりながらの対局でした。
社団戦の個人戦でしか経験できない状態での対局なので、「あと1局しか指せない」という気持ちで指しました。

4局目は6部の金沢文庫2の方との対局でした。
中学1年で棋力三段とのことでした。
(やっぱり相手の棋力は対局後に聞いた方が良いですね・・・)

将棋はこちらの先手で、ゴキゲン中飛車対居飛車の相穴熊になりました。



実戦では、6六角と7筋からの攻めを防ぎましたが、消極的だったようです。
ここでは、4五歩から開戦した方が良かったかもしれません。
ねこまどチームのゴキ中スペシャリストのIさんに教えてもらおうと思います。


最後に 将棋は闇雲に回数を重ねても効果はありません!
社団戦の個人戦は、格上の方と対局ができる良い機会です。
感想戦ではいろいろな筋を教えてもらえて大変勉強になります。
社会人になると将棋を指す時間が限られるため、数多く対局することは難しくなります。
しかし、効率よく将棋脳を追い込めば短時間でも十分! 
将棋は裏切らない・・・<(_ _)>


ついしん
記載されている盤面はうる覚えなので、間違っていたらすみません。

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