一丸 - 2017年シーズンを終える

台風が近づく東京。
開催自体も危ぶまれたが午前中の直撃は無い見込みとなり、予定通り開催される。 ただ、夕方の荒天を考慮し二つのルール変更がなされた。一つは対局時間を20分/30秒に変更 (通常は 30分/30秒)、もう一つは入れ替え戦の中止(最終節は3局+入れ替え戦)である。 安全を考慮しての時間短縮に異論を唱える者はいない。

ねこまど、ねこまどタマの両チームとも残念ながら昇格争いにはいないため入れ替え戦が無い。 今期は2チーム制の編成をしているものの、両チームを棋力で分けておらずほぼ均一にしている。上位を争うのは難しい。

最終日は設営当番にもなっていたので少し早く会場に来て、テーブル、盤駒、時計のセッティングを行う。 慌ただしい朝となり、準備ができたら一息つく暇もなく対局に向かった。

(LPSA の販売ブースには渡部愛女流初段の姿も)

(あや主将は今シーズン最終対局相手の川崎元奨励会三段に挑む)

最終日の対局の結果は、
 ねこまど ××〇
 ねこタマ ××〇
と両チームとも最終局にチーム勝利。終わり良ければ総て良し。

シーズンの結果は、
 ねこまど 5 勝 10 敗 勝数 41 順位 15 位 (全18チーム)
 ねこタマ 2 勝 13 敗 勝数 26 順位 15 位 (全16チーム)
となった。

ねこタマの成績が振るわないが、あくまで私の感触に過ぎないが当たりが強かったように思う。棋力を伺うと24で三段というような方がゴロゴロいた。

来期は参加チームが増えると7部が創設されるかもしれない。
4日で15回戦という仕組みが変わらなければ、1リーグ16チーム必要となるため、そこに当てはまらない成績のチームは6部からの降格もあるかもしれない。
ねこまど2チームの成績は、ねこタマの方が良くないのだが、16チームを欠けることはできないのであれば、むしろ、ねこまどの方が降格かもしれない。あるいは初参加チームが6部からの参加となれば、ねこタマも降格するかもしれない。ただ、私たちは1部優勝を目指しているチームではないので降格に否定的ではない。まずは楽しく将棋を指したい。

とはいえ、"勝利に貢献できないから参加に及び腰" という声も聞こえたりするので、来期は棋力でチーム編成しても良いかもしれない。勝率が高い人のチームと、社団戦に慣れるための人のチームといった感じに。


(集合写真 最終日の合言葉は「一丸」)

勝ったので打ち上げは焼肉だ。
みんなで食べる焼肉は美味しい。この店を紹介してくれたのは、あっこ将軍なのだが、今日彼女は仕事のために参戦できなかった。残念。

(MC丸山は最終日2勝)
とにかく食べて飲んで話して笑った。
終わってみるとあっという間の今シーズンも、こうしてみんなでワイワイしていると疲れも吹き飛ぶ。

今シーズンの最後に、あや主将からの〆のあいさつが行われた。

一向にレベルが上がらないねこまどチームに愛想を尽かしてしまったのだろうか (笑)
彼女の未来には大きな道が拓けている。その道を進めるかどうかは、最終的には本人次第。暖かく見守って、時には激励していきたい。

夜の街に雨が降りしきる。
15時半からの焼肉パーティーは19時近くまで続いた。
飲み足りないメンバーは2次会に向かった。そして22時を回ると雨はすっかりやんでいた。


嵐は去り、高く聳え立つスカイツリーは、優しい灯で私たちの行く先を照らしてくれている。私たちは再び歩み始める。新しい地図はまだ真っ白。描いていくのは私たち自身。共に将棋を指すからこそ、将棋の楽しさが分かると信じている。

来シーズンは 2018年7月1日開幕予定と聞いている。
8か月ほどストーブリーグ中は、各個人での棋力向上期間となり、そして、新メンバーの受け入れ期間にもなる。ねこまどを通して将棋を楽しみたいという方は、ぜひ、一緒にやりましょう。


(文 @totheworld)












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